12.24の早朝
帝王切開後は、通常皆、保育器に避難。
嬉しさと興奮。切開部の痛みで寝れない夜を1人部屋で過ごしていた早朝。
外には、救急車。
このクリニック、長年お世話になっているだけ良く救急車で搬送される様子は何度となく見ていました。
今日は誰がどうしたんだろと他人事。
そんな中、部屋に当直先生が来ました。
夜中の2時頃、吐き戻しをし
臍の緒を見ると、付け根が盛り上がっている。腸が出てきているかもしれないとの事。
その後、直ぐに救急車に乗って来ただろう市民病院の小児科NICUの先生も到着。
赤ちゃんの様子を見てもらい
一度、市民病院で預からせてもらいたいとの返事。
断る理由もなく、ただただ頷く事しか出来ませんでした。
そして、顔も見ないまま、赤ちゃんは市民病院へと救急車に乗って行ってしましました。
帝王切開から、産まれた瞬間、顔と顔をピタッとくっつけた瞬間が3秒くらい。
我が子の対面は、その3秒。
我が子は、もうこのクリニックにいない。
すぐに、カズさんに、電話連絡。
もうろうと、どんな風に電話したかは、
覚えていません。